70年後半にカナダの医師Albert Yuzpeが性交後に通常の混合(卵胞+黄体ホルモン)型ピルを多量に服用させれば妊娠を防ぐことができると考えたのが最初でYuzpe法として知られています。成功率は排卵時期により75~95%です。受精から着床まで6~7日を要することを利用した受精卵の子宮内膜への着床の防止並びに排卵の遅延あるいは抑制を目的とします。副作用として吐き気、嘔吐などの消化器症状が強く、乳房緊満感や多少の不正出血を伴うことがあります。
当院では喫煙者のかたは血栓リスク考慮し新アフターピル処方のみとなります。