緊急避妊用ピル
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新アフターピル法(レボノルゲストレル緊急避妊法:LNG-EC)指導料/薬代込み 4,500円

2010年12月に我が国でも承認され、2011年5月に販売開始となりました。従来法に比較して投与回数及び嘔吐嘔気が少ないのが特徴です。その効果は受精卵の子宮内膜への着床の阻害よりも、主に排卵の遅延あるいは抑制を促します。 ただし黄体ホルモン単剤投与により消退出血(投薬後の生理)が従来法に比べ安定せず、投薬翌日より低容量ピルを服用開始していただければ、次回生理発来までに再度、性行為避妊失敗なされた場合も避妊効果持続するだけでなく、次回の生理日が安定して発来いたします。当院では次回生理までに不安に思われるかたには緊急避妊法引き続き低容量ピル服用をお勧めしております。
2019年3月19日より緊急避妊薬ジェネリック、レボノルゲストレル錠1.5mg「F」が販売開始しました。価格が税込4500円となりました。
2019年12月よりオリジナル先発あすか製薬ノルレボ1.5mg錠を再処方開始します。
価格が税込4500円とジェネリック薬と同価格にて先発オリジナル薬処方いたします、是非ご利用ください。
従来法(ヤツペ法)・指導料/薬代込み 2,500円
70年後半にカナダの医師Albert Yuzpeが性交後に通常の混合(卵胞+黄体ホルモン)型ピルを多量に服用させれば妊娠を防ぐことができると考えたのが最初でYuzpe法として知られています。成功率は排卵時期により75~95%です。受精から着床まで6~7日を要することを利用した受精卵の子宮内膜への着床の防止並びに排卵の遅延あるいは抑制を目的とします。副作用として吐き気、嘔吐などの消化器症状が強く、乳房緊満感や多少の不正出血を伴うことがあります。
当院では喫煙者のかたは血栓リスク考慮し新アフターピル処方のみとなります。
緊急避妊ピル比較
ノルレポ | ヤツペ法 | |
---|---|---|
薬剤名 | ノルレポ錠0.75mg | プラノバール配合錠 |
成分・含量 | ノルレポべゲストレル | エリニルエストラジオール ノルゲストレル |
服用方法 | 性交後72時間以内以内に2錠服用 [1回服用] |
性交後72時間以内以内に2錠、 その12時間後に2錠服 [2回服用] |
[効果] ・非妊娠率 ・妊娠阻止率※ |
98.4%(98.9%※) 81.0%(85%※) |
96.8%※ 57%※ |
[副作用] ・悪心/嘔吐 ・頭痛/th> | 9.2%/0%(23.1%/5.6%※) 12.3%(16.8%※) |
50.5%/18.8%※ 20.0%※ |
厚労省の認可 | 厚生労働省が承認 | 未承認 |
医薬品副作用救済制度 | 適応となる | 適応とならない |
PTPシート | ![]() |
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※:外国人データ 注:排卵時期に性交したときに妊娠を阻止できる確率